Custom Yacht Project
ー カスタムヨットプロジェクトー




造船所訪問 Part 2

さて、次はデッキの話です。現在、デッキモールドが完成し、これからラミネーション
を開始します。もう始まってましたが。建造方法はハルと同じです。まずはラミネー
ションから始まります。このモールドには、既にセルフタッキングの位置や、スタンシ
ョンの位置、その形状等が見込まれています。積層後は、次にフォームコア材を敷き
詰めていきます。このコア材はあらかじめ形状に合わせてカットされていて、まるで
ジグソーパズルを埋めるかのように敷き詰められていきます。







下の写真が、積層後のフォームズ材を敷き詰めている処です。





これはモールドなので、デッキがひっくり返った状態ですから、正常な位置は、逆転
して想像しなければなりません。上の写真はバウデッキ、セルフタッキングジブのレ
ールが設置される位置が見えます。ここは積層後はひっくり返してみれば、凹みに
なります。

ヨットの基本は、何と言っても船体にあります。ですから、船体がどんなデザインで、
どんな造りであるのか? それが全てを決めます。どんな艤装品を設置しようが、そ
のヨットの本質が変わる事はありません。ですから、最も重要です。


2020年11月10日



以降、建造と供に更新していきます。

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